モテたいならモテるふりをしろ

モテたいならモテるふりをしろ

努力しないでモテる方法とは?

これがちょっと意外なイケメンクライアントだったのですがその内容は、

 

私はそこそこ容姿は悪くないと思っています。

でも全くと言っていいくらいモテないのです。私の友人にどう見ても私の方がイケているだろうっていう至って普通の男がいます。

ところが彼はめっちゃモテているんですよ。

いつも女性に事欠かない人生を歩んでいるのでそれも私から見てそんなに努力しているとは思えません。

一体私と彼の何が違うのでしょうか?どうすれば彼のようにたいした努力もしないでモテることができるのかを知りたくてここにご相談に行きました。

とのことですね。

自分より行けてない友人がモテて、どうして自分はモテないのかそれは理由があれば知りたいですよね。イケメンでない友人がどうしてモテてているのか?

でもこの理由を解き明かすことができれば、すごいことになると思いませんか?たいして努力もしないでイケメンでなくてもモテることはできるのか?

実はモテるためにはそんなに努力をしなくてもいいんです。やることは一つだけ、クライアントの友人もこれが理由でモテているわけです。それさえ出来ればあなたがイケメンであろうがそうでなかろうが関係ありません。

ということでこれからモテるためのたったひとつの条件というものをご紹介しましょう。

モテる為のたった一つの条件とは

よーく耳をかっぽじって・・・、じゃなくて目を見開いて読んでくださいね。

モテるために必要なことそれはモテることです。

はい、あなたは、お前は馬鹿か?って思ったでしょ。何当たり前のこと言ってるんだとツッコミ入れたくなったあなたの気持ちよくわかります。では、どういうことか解説していきますね。

モテスパイラルって何?

まずモテるにはモテスパイラルに持っていくことが重要なんですよ。ではモテスパイラルとは何かということですが、モテるということが更にモテるということです。

引き寄せの法則とでも言いましょうか。まるでお金持ちがお金を引き寄せてさらにお金持ちになっていくような事ですよ。

コンサルタントさん、さっぱり分かりません。と沢山の声が聞こえてきそうですね。

では詳しく説明していきますね。

スパイラルの3つの要素

まず、スパイラルには三つの要素があります。

第1・行動経済学的な要素

第2・生物学的な要素

第3・心理学的要素

行動経済学的生物学的よくわからないなあって、よくわからないからってブルグを読むのやめないでくださいね。

難しいことも私が優しく解説しますからゆっくり見ていてくださいね。

第1・行動経済学的な要素

それではまず第1の行動経済学的な要素から説明します。

例えば、ここに2軒のラーメン屋が並んでいるとします。一方はガラガラ、一方は行列な場合あなたはどちらの店に入りますか?

俺は空いてるほうがいいからガラガラの店を選ぶよなんて人もいますが多くの人は行列のできているほうを選びます。なぜなら行列ができているから美味しいに違いないなんて思ってしまうからなんです。

人は他の人の意見や行動に左右されてしまうというのがモテスパイラルの行動経済学的な要素なんです。そしてそこには、ヒューリスティックという心理が働いています。

ヒューリスティックって今から説明しますからね。ヒューリスティックとは、簡単に言えば先入観や経験に基づく思考のことです。あなたは、ついつい先入観で物事を見ちゃうことってありませんか?

例えば、.街を歩いていると色白で金髪の超美人の外国人を見かけたとします。綺麗だなぁなんて見とれているとその彼女が近づいてきました。道を聞かれそうな雰囲気です。あなたが英語を話せないとなると思わず目を逸らして気づかれないふりってなんてしちゃいませんか?

それはあなたが外国人だから絶対英語で話しかけてくるに違いないと思い込んでいるからです。しかしもし彼女がコテコテの大阪弁で話しかけてきたら、ええっ!てなっちゃいますよね。

実は彼女は、日本生まれの日本育ち英語なんて全然喋れなかったのです。外国人の風貌だから英語を話すに違いない、それが先入観というやつです。

よく売れている商品がさらに売れるのも一緒で、皆が買っているからきっといいものなんだろうなんて脳が勝手に反応してしまうのです。実は私もAmazonで買い物する時や食べログでお店を探す時は星の多いものや人気のお店を選んだりします。皆が買っているからきっと良い商品なんだろうって思っちゃうわけですね。

これを人間に置き換えて考えるとイケメンでなくてもこの人すっごいモテてるなんて女性に思われると、きっと魅力があるからなんだと興味を持たれる対象になっちゃうのです。これが ヒューリスティックです。

良い口コミがたくさん入っている商品と同じということになっちゃうわけですね。

第2・生物学的要素

では次に第2の生物学的要素、先ほどの行動経済学的な要素の話を聞いてこんな疑問を感じませんでしたか?

人と物とは違いますよ。確かに人気のお店だったら行列に並ぶことはあるかもしれないけどモテている男性を女性がその男性の事を、きっと魅力のあるからなんだわなんて思いませんよ。なんて言った人は誰ですか?

そんな方に、グッピー理論はご存知でしょうか?

これは生物学者が行ったグッピーの交尾についての実験を元にした理論です。

まず、メス1匹、オス2匹の合計3匹のグッピーを同じ水槽に入れます。オスの2匹のうち1匹は立派な尾ひれを持ってます。つまりイケメン君とします。

そしてもう1匹はしょぼい尾ひれのオス、分かりやすくブサメンくんと呼びます。この3匹を同じ水槽に放つと当然メスは、イケメン君と恋仲になりちゃいますよね。

世の女は何で、イケメンに弱いんだ人間は中身だろなんてツッコミたいところですね。けど実験には続きがあります。

今この3匹の間に透明の仕切りは入れます。左にオスのグッピーイケメン君、真ん中メス、そして右にブサメン君。3匹とも透明の仕切り版で分けて触れ合えないが見える状況にします。

そして右のブサメンのグッピーのいるところに別のメスをたくさん投入します。そうするとブサメン君まさにハーレム状態にしちゃいます。

ここにはイケメン君のはいませんのでオスは、ブサメン君1匹だけ、するとメスたちはこのブサメン君に群がります。ブサメン君やりたい放題、次から次へとメスとイチャイチャ。そうしたところを横にいるメスはその様子を透明の仕切りの向こうから見ています。

もう何をしているの見えちゃってるわよ。何恥ずかしいことしてるのよ。何この仕切り、私そっちに行けないじゃないなんてこのメスは思ったりしているかもしれません。

恥ずかしい恋を見せつけられた後ブサメン君の所に投入したメスをすべて取り除きます。そしてブサメン君、イケメン君の間にあった仕切りを取るとするとなんということでしょう、メスが今度はイケメン君ではなく迷わずブサメンの所に行ってしまうのです。

どうしてこんなことになるのでしょうか?なぜならそれはこのメスにブサメンくんがモテていたという記憶がインプットされてしまったからなんです。

そしてモテる男=いい男なんて思い込みが生まれてしまったのです。そして何よりブサメンくんの実績を見ているメスは、このブサメン君こそが確実に自分の遺伝子を残せるオスだと確信したということですね。

自分の遺伝子を確実に残したいと思うのは、あらゆる生き物の本能なのです。

第3の生理学的要素

最後に第3の生理学的要素。それは社会的証明があるかどうかということになります。社会的証明とは、他人の好意は大々的に報じられた情報などによってその後の私たちの行動や判断が影響を受けてしまう人間の心理学的原理のことです。

つまりどういうことかと言うとこれは、最初に説明した行動学的要素とちょっと重なっちゃうところもあるんですけど周りの評判、みんながいいと言ってるかどうかによって自分の行動を決めてしまうということです。

悲しいかな・・・、人間は多くの意見に左右されやすい生き物。でもここが肝心。

これこそがあなたがイケメンでなくてもモテるということにつながるのです。

例えば、どんなに面白い本でも売れない本はいつまでたっても売れない。

逆につまらなくても売れているとさらに売れる、多くの人が買っているからきっと面白いんだろうってみんなが思うからより売れちゃうんですよね。

社会的証明=世間の評価

これが社会的証明がされているかどうかということです。つまり社会的証明があればどんなにイケメンでもモテない人はいつまでたってもモテない、逆にブサメンでもモテていると更にモデるということになっちゃうわけですね。まあ、今のはちょっと極端な例かもしれませんが要するに人は、他人の行動や評価で影響されて自分も行動してしまうということです。

ここで一番不思議なことは、多くの人は選択をする時に多数の意見に左右されてるにも関わらず自分の意思だと思い込んでいるということです。

いやいや俺はいつだって、自分の意思で決めてるよというそこのあなた、そういうあなたが一番危ないかもしれませんよ。

知らず知らずのうちに多数の意見に左右されている

いいですか、よく思い出してみてください。お買い物する時口コミ読んだりしていませんか?タピオカが流行っているってテレビで見たらタピオカ飲んだりしてませんか ?YouTube であなたにおすすめなんて動画思わずクリックしたことありませんか?

人間の心理ってほんと不思議ですよね。みんながいいというものは、きっといい、つまり多くの人にモテているということは魅力があるんだという構図が出来上がっちゃうってことです。

それを聞いても違うってまだそう思いますか?では聞きますよ。人気のお笑い芸人ってイケメンじゃなくても持てますよね?なんで彼らはモテるのでしょうか?トークが面白いからですか?

そう思うのなら人気になる前もトークが上手ければもモテたのでしょうか?

はい、もうご理解いただけたと思いますので、まとめに入ります。

毎日、モテるために努力をしている方、何をしていますか?体を鍛えている、オシャレに気を使っている、お金を使っている、まあそれもしないよりはマシかも。

でも考えてみてください。マッチョはみんなもモテていますか?いつもばっちり決めている人はモテていますか?たくさんお金を使えばモテますか?

まあ0ではないんですがきっとそれは、モテるための大きな要素にはならないんですよね。

必要なのは努力じゃありません。モテるために大事なことはモテると思ってもらうことなんです。相手にこの人もてると思わせること、ただ一つです。

モテたいならモテるふりをしろ

ではどうやれば相手にこの人もてると思わせることができるのか?それは、モテるふりをすることこれに尽きます。

もう何だそれ全く納得できないんだけど、やはりそう思いましたか?俺モテてるんだとか皆に言っても嫌味な奴って思われるだけだろう。

なるほどなるほどそう思いますよね。そりゃそうです。そんなこと言う男は、逆にこいつ絶対モテない男だって思われてしまいますよね。

そうではなくモテるふりをするとは、恋愛経験値があると思われればいいのです。

つまりどれだけ恋愛経験を積んでいるかということですね。ではどうすれば恋愛経験を積んでいるように見えるかですが、自信や余裕があれば経験値があるように思われます。

例えば、戦いのシーンを想像してみてください。強そうな相手と戦う初心者ならブルブル震えて縮こまっていますよね。

相手からしてみれば、これなら余裕で勝てるぞって思ってなめられちゃうところが逆に戦いの経験を持つ人なら相手が強そうでも余裕の表情なわけです。

自信満々の姿を見れば、相手はこいつできると思いますよね。恋愛でも一緒です。恋愛経験がなく初めて告白してデートに誘うならデートしてもらえまなんて、顔真っ赤にして入っちゃったりしますよね?

逆に経験が多い人ならば、○○ちゃん今度の日曜デートしようか?なんて気軽に余裕の態度でデートに誘えるわけです。

あなたは先ほどのセリフでどちらの人が持っていると思いましたか?もちろん後者ですよね。ちなみにこのセリフって両方同じ人物であっての答えは同じですよね。

すなわち誰が言うかとか、本当にモテているかモテてていないかとかは関係ないんですよね。

実際にモテていなくてもいいんです。本当にモテるためにはモテているふりをするだけでOKなんですよ。自信と余裕さえあれば、この人はモテているんだろうなぁと相手に勝手に思わせてモテスパイラルに入るようになるのでよ。

最後に

以上、行動経済学的にも生物学的にも心理学的にモテスパイラルを作り出す方法です。

今回は理論的な説明が多く具体例が少なかったですがとりあえず、モテると思われると自然にモテるということだけに理解して下さい。

そしてモテるための細かいテクニックなどは他のブログでまたご説明させていただきますのでぜひ参考にしてみてくださいね。それではまた別のブログでお会いしましょう。